菊の伝統うけつぐ・菊の大切さ
 私は伝統をうけつぐときはほんとうに私達にできるかなと思っていました。でも作業をどんどんしていくうちに菊の大切さを学んできました。

菊の大切さ
菊作りを通して人間以外にも菊のように生きている命があるということ知りました。そしてこの1年間菊を立派に育てられたのは、まり子先生が菊のことをいろいろ教えてくれて、みんなが協力し合い、助け合ってきたからだと思います。

菊はこうして育ってきた
私たちは5月から菊を育ててきました。最初は、わき芽取り・花芽取りなど菊を育てるための準備をしました。それからは、いろんなことをしました。
そして夏休みには、まだ小さいけどつぼみが咲いていました。そのとき私は植物の成長はすごいと思いました。 でも久しぶりにみんなで集まって菊をみるとほとんどはつぼみがでていたけど1つだけつぼみが折れているという大事件が起こりました。でもまり子先生がすぐに手当てをしてその折れた菊は、ぎりぎりで助かったそしてほっとしました。そのとき気づいたことは植物は死ぬかもしれないから大切にしなければならないということを学びました。そして10月〜11月になると菊の葉っぱが茶色になったりして病気になる菊があるかもしれないと、まり子先生始めいろんな先生が、菊の病気を防ぐため消毒などをしてくれました。このとき気づいたのは、やっぱり植物も人間といっしょで病気になったりするから育てていくのも簡単にいくもんじゃないということを知りました。

地域に菊をかざって
 私達は、地域の人たちに菊をみてもらいたくてみんなで話し合って2週間だけグループを決めて菊をおかせてもらうことにしました。私はJAにいくことが決まりさっそくいって
「菊をおいてもいいですか」と聞くと
「いいですよ」といってもらえたので菊をおいて学校に帰りました。
水やりも自分たちでやりました。最後の回収のときに聞きました。
「JAにきた方たちはどんなふうにいってありましたか」と聞くと
「立派な菊だね」など「いい菊だ」などといっていたそうです。聞いたときはうれしかったです。 帰るときに思ったことはJAの方たちや地域の方たちは、ほんとうにやさしい方たちと思いました。こんなことを思いながら菊の最後の作業をしていました。そして最後の最後に切る菊のつぼみを見て気づいたことは虫が少ししかいなかったことです。このことを通してまり子先生はじめいろいろな先生が菊に消毒をして下さったりほかにも私達には、できないことを先生方はしてくださったということがあらためて分かりました。そして菊のつぼみを切りました。そのときは、悲しかったです。でもお礼ごやしをしたあとは「あ〜終わったんだな〜」と感じました。

これからの自分に 
私は菊作りを通して植物を育てることはとても大変だと知ったことそして私達の周りにも生きている植物がいる、だからみんなを大切にしなければならないということを学び今までいろんなことをして下さった先生方に感謝したいです。そして菊を育ててきて最初は菊を育てる自信がなかったけど無事に育てられたので自信がつきました。だからこれからの自分に菊作りで学んだことを精一杯生かしていきたいです。

Y.Y