菊づくりを通して
 
 私は菊づくりを通して伝統の大切さを学びました。菊を育てはじめたころには少しめんどくさい気持ちもありました。でも菊を育てていると、難しい作業がありました。だから、私は、今までの六年生は、こんなに難しい作業を一生けん命してきれいで立派な花を咲かせてきていたんだから、自分も、今までの伝統をちゃんと守って、一生けん命にがんばってきくを育てようという気持ちになりました。 
 そして私は、命の大切さも学びました。菊は、水や肥料とかをあげるだけじゃきれいにさかなくて、どんなに小さくても命はあるんだから、友達のように話しかけたりしないときれいには咲かないとききました。だから、水やりの時は声をかけていきました。                        そして、人との関わりでは、まりこ先生は菊づくりを何も知らない私達に、優しく菊のことを教えてくれました。そして、私達がみていないところでは、寺崎先生、橋本先生、黒岩先生、石松先生、事務室にいる先生など、たくさんの先生方に協力していただきました。そのことを知った時、私は菊づくりに限らず、何かをやる時とかは一人だけだと、出来ることが少ないんだな、と思いました。また公民館に菊を持っていった時、すごく重かったけれど、「きれいですね。」と、言ってもらえたのでうれしかったし、もって帰る時に、「ありがとうございました。」と言うと 「こちらこそきれいな菊をありがとうございました。」と言ってもらえたので、持ってきた時よりも、すごくうれしかったです。
 私は、菊づくりを通して、命はとても大切だということ、協力しあうことの大事さを学びました。だからこれからは、どんなに小さな命でも大切にしていき、困った事とかがあれば、助け合っていきたいです。

M.T