菊の伝統の大切さ
 
 菊の伝統は二十年以上続いています。二十年以上前から始まって、私たちの時代まで続いてきました。菊作りの伝統がなかったら、かげでささえてくれていた人のこととか考えなかったと思います。菊作りは大変だったけどいろんなことがわかりました。私は、かげで見守り、支えてくれている人がいることがわかりました。私たちが最初に使った土も、いろんな先生がやってくれたから使えたもので、その土だってお金がかかるから先生がたのみにいったり、私たちが運動会の練習をしていたときも井上先生は芽つみをしてくださったりしてくれて、私たちができなかったことを、かげで支えてくれている人たちがいました。そういう人たちが、まわりにいることが菊作りをしてわかりました。
 菊づくりは、命の大切さも教えてくれました。菊は芽つみやつぼみ取りの時、まちがっててっぺんを切っちゃうともうその菊が育たなくなってしまいます。人も同じで、いらない芽をとっているときに、まちがって、大事な芽がきれっちゃたり切っちゃったりすると、変な道に行ったりして、もう二度とその花がさくことはないと、私は菊づくりをして思いました。だから私は、まちがって切らないように大事に自分の芽を育てたいと思いました。
 私は菊づくりを通して、私達は、周りの人から支えられて、大事にされているから立派な花をさかせて、いろんなことを、感じることができたんだと思います。これからは、そう思えたことを忘れずに命を大事にして生きていきたいと思います。

K.H