菊作りの伝統

 私は、菊作りの伝統について20年以上続いている事がとてもすごいと思いました。夏休みにした水やりの時は、ちょっとだけめんどうと思いました。でも、今になっては、あの時頑張っていて良かったって思っています。そして、井上先生や石松先生などたくさんの先生に手伝ってもらって本当に感謝しています。また来年もみんなで力を合わせてたくさんの人に命の大切を知ってもらえるためにずっとずっと伝統がつづくことを願っています。
そのほかに、私は、菊に命の大切さを教えてもらいました。最初、私が
「この菊がいい」と言って自分が観察する菊を選んだ時、ほかの菊とちがう事に気づきました。井上先生にその理由を聞くと、「その菊は、とってもきれいな菊になるよ」と言っていました。私は、うれしくて、草取りや、かれた葉、をとっていました。その時、葉っぱをハサミでちょきちょき遊び半分できっていたら自分の指まで切ってしまったのです。痛かったです。保健室で治療してもらっている時だれかがつぼみを切ってしまっていました。その時に井上先生が、「こんなかわいそうなことをしたのはだれね」。と泣きそうな顔で言っていました。井上先生の泣きそうな顔をみて、命の大切さを感じました。菊も人間も同じように生きていると思いました。あの、つぼみが切られた菊は、とてもとてもかわいそうに思えました。その菊は、井上先生が修理して下さって、先生が育ててくれていました。私は、私でちがう菊を大事に育てたり、観察したりしました。井上先生のおかげで、菊作りの伝統が続けれました。最初は、不安な気持ちもあったけど、今になってほっとしています。
 このような伝統があと百年以上続いてほしいと思います。そしてたくさんの人にこの命の大切さを分かってほしいと思います。

A.U