菊づくりを通して・・・

 私は、菊づくりをして、「伝統ってすごいなぁ」と、思いました。
それは、私達の育てた菊はずっと前、約20年前の菊だと思うと、とてもすごい事だと思います。
 私は、菊づくりをして、命の大切さをかんじました。それは、さし芽をしたときです。さし芽をしたときは、「こんなに小さな芽が、昨年のように大きく育つかなぁ」と、不安でしたけれど1年間育ててみると、あんなに小さかった菊がうそのようにとても大きくなりました。そして、とてもきれいな菊の花が咲きました。そのときは、とても嬉しかったです。
 それに、たくさんの人との関わりもありました。
 菊づくりをていねいに教えてくれた、まりこ先生。土づくりをしてくれた寺崎先生。台風の時、菊をろうかへ運んで、倒れないようにしてくれた、黒岩先生や、石松先生など、たくさんの先生方が菊を守ってくれました。
 その他に、たくさんの地域の方々が、お店に菊をかざってくれました。私は菊の水やりに行った時、お客さんが、菊を見て「きれいね。」と言ってくれました。その時、私はとてもうれしかったです。
 そして私は、菊づくりを1年間して、学んだことがあります。それは、人のあたたかさと、命の大切さです。たくさんの先生方や、地域の方に、たくさんの感謝をして、菊がきれいに咲いたのは、かげで支えてくれた先生方や、地域の方のおかげなんだと思いました。そして、菊にも命があるから、こんなに大きく育ったんだと思います。
 私は、この1年間、菊を育ててよかったです。これからもずっと菊づくりの伝統が、いつまでも続いてほしいです。

[Y.E]